できる仕事の幅を広げたいので、
そのために必要な資格を取得したいです。
松田 真澄さんのプロフィール
2017年10月に(有)菅原電気工事に入社。
入社前の約8年間は飲食店を経営していたが、結婚を機に転職を考えていたところ、菅原社長に誘われたのがきっかけ。入社当時は、菅原社長がイルミネーション事業を始めた時期で人手も不足していたため、菅原社長に教えてもらいながらイルミネーションの取付けの助手をしていた。2018年3月に低圧電気取扱業務特別教育と高所作業車運転技能講習の資格を取得し、イルミネーション業務に加え、太陽光発電所の点検業務にも携わる。
更に、第二種電気工事士も取得し、現在は、企画担当としてイベントの運営や広報的な業務も行っている。
現在の仕事内容
イルミネーション事業、イベント企画、店舗の管理、現場作業の補助、太陽光発電所の点検業務など
電気工事業界を目指したきっかけ
入社後に現場の補助作業や施設の定期点検、イルミネーション事業での作業を通し電気工事に興味を持ちました。もっと自分にできる仕事を増やしたいと思っていたところ、女性ワーキングに参加した事がきっかけとなり、私も電気工事士の試験を受けたいと思いました。
電気工事業界に入る前の業界・仕事のイメージとギャップ
電気工事業界は男性が多い職場で、高所や狭い場所でのとても危険な仕事というイメージでしたが、生活には欠かせないライフラインでとても重要な仕事だと思います。
現場では安全に作業するための様々な注意や知識が必要ですが、細かい作業など女性に向いている仕事も多いと思います。
仕事で楽しいこと、やりがいを感じること
手や体を動かす仕事が好きなので電気の仕事は合っていると思います。イルミネーションが点灯した時や、お客様の喜んでいる声などを聞いた時にやりがいを感じます。
仕事で大変なこと、苦労していること
作業内容や設置方法など説明する際に、現場でしっかりと伝わらず、修正などに時間を取られてしまいました。特に自分が現地へ行けない時は作業する人が理解できるように、写真の準備や資料作成をするように心掛けています。
印象に残った仕事やお客様とのやり取りなど
2020年12月に「胎内イルミネーション」というイベントがあり、市内5カ所でイルミネーションの展示を行い、私も実行委員として参加させていただきました。一度に5カ所への取付けは大変でしたが、点灯式には多くのお客様が来場してくださり、とても盛り上がりました。
また2021年1月、コロナ禍で成人式が中止になった女性を対象に、無料で着物撮影会を行いました。参加者や親御さんから感謝の言葉をたくさんいただき、大変嬉しく思いました。
今後の目標、夢(取得を目指している資格等)
できる仕事の幅を広げたいので、そのために必要な資格を取得したいです。
今後は若手女性社員の育成に力を入れ、電気工事の現場で働く女性の存在をたくさんの人に知ってもらいたいです。
組合が推進している「女性活躍推進」の取り組みについて期待すること
女性活躍をもっとPRしてもらいたいですね。女子高生のインターンシップ受け入れなどもどんどん行い、生徒さんが楽しみながら参加できる内容にするなど工夫して、電気工事業界に興味をもってもらえるようにして欲しいです。
これから電気工事業界を目指す人(特に女性)へのアドバイス(心構えや必要な資格等)
電気工事の仕事は、材料や工具など重い物が多く、周りの人に手を貸して欲しい時があります。日頃から男性社員達とコミュニケーションを取り、話しやすい環境を作っておくとあまり気をつかわずに頼み事などできると思います。資格取得は、仕事をしながらの勉強はとても大変なので、学生のうちにできるだけ取れる資格を取っておけば、入社後すぐに現場で役立つのでおススメです。